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巻頭言

 2022年世界新体操選手権大会は団体総合がソフィアで行われ、惜しくも日本は8位とパリオリンピック出場枠獲得はならなくて残念でした。今大会は、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻を受け、強豪ロシアとベラルーシの選手は出場していなかった中で、ウクライナの選手達の頑張っている姿が目を引きました。彼女達の父親達は全員兵士で戦っているとのこと。家族も何度も防空壕に逃げている生活が続いていると思います。競技が始まると、他の国の選手と同じく、試合に集中して、顔には笑みを浮かべて、健闘していましたが、日ごろはミサイルが飛んで来る恐怖の中で彼女達は練習を続けていたはずです。「ウクライナはここにあり。」と、つらい顔一つ見せず、最後まで戦い抜くところは、彼女達も立派な兵士だと思います。使われた音楽は、2013年キーウで開催された世界新体操選手権で使われたウクライナの民族的な曲でした。ウクライナ政変前の平和なウクライナを願って選択したそうです。自由なウクライナに侵攻して、民間人が死ぬこと、子どもが死ぬことが正しいと戦争を肯定するロシアの大統領プーチンは、イギリスのエリザベス女王の国葬に招待されませんでした。冷戦を終わらせ、西側諸国との平和をもたらそうとしたゴルバチョフの葬儀にもプーチンは参列しませんでした。

「入日射す静かな空を切り裂きてミサイル向かふ町と人々」  (小笠原優主任司祭)