トップページ 巻頭言 彼岸花が咲き始めましたが、夏のような厳しい日差しがいつまでも続きます。8月、聖母被昇天の祝日の次に、「いまさら聞けないカトリックあれこれ」(夏期講座)が開かれました。初めての試みであったこの夏期講座は、計画当初は「どれくらいの人が来るのかしら」と心配でしたが、30人以上の人が集まり、盛況のうちに終わりました。長年気になっていた教会に関する悩み、キリスト教についての疑問…。入門講座に来ている人が聞いても面白い内容であったのではないでしょうか。神父様は、当日される質問であっても、すぐに、どなたにもわかる説明をして下さいました。 そして、先月開催された福島復興支援のためのいわき市への旅行。こちらは、参加者8名という少人数でしたが、ちょうど良い巡礼の旅となったようです。現地で出会った若い学生ボランティアに感心した話も聞きました。「二人または三人がわたしの名によって集まるところには、わたしもその中にいるのである」(マタイ18・20)。奉仕活動が終わるたびに「やって良かった」の声を聴きます。達成感と共に、自分に降りかかる恵みを感じるのではないでしょうか。 「一人ひとりが、神様の最高傑作」「何もかも、自分の力でやろうとする必要はありません」 (『日めくり超訳マザー・テレサ』より)